自己紹介
おまめちゃんママ
関西で夫と0歳の娘と3人暮らし☕
子育てについて実体験をもとに発信しています
完全ミルク・完全母乳・混合栄養 どれで育てていくのが自分に合っているのか、悩む女性は多いのではないでしょうか。
母乳には免疫成分があり、やはり最良なのは母乳
だけど人それぞれ様々な理由があり、母乳にこだわる必要はないと言われています。
今はミルク多めの混合で育てている私もどうしたらよいかかなーり悩みました。
たくさん考えて「こうしよう!」と方向性を決めても「やっぱり娘のためには母乳がいいのか?」と思考がぐるぐるすることもありました。
今回はどんな経緯で今のスタイル(混合)に至ったのかをそれぞれのメリデメをご紹介しながら振り返ります。
長くなりますので、同じように悩んでいる方だけぜひ読んでみてください^^
それぞれのメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
---|---|---|
母乳 | 与えるのが楽 さっとおっぱいをくわえさせるだけなので準備不要で赤ちゃんが泣きだしてもすぐに与えられる。 お金がかからない (母乳のために母の食事に気を遣うためにお金がかかるという意見もあるかもしれませんが、ミルクを与える母も栄養を摂らなければいけないのでそこは考慮していません)。 免疫機能を助ける栄養がたっぷり 飲んでいる姿がかわいい(個人的感想) | 頻回授乳 消化がいい=腹持ちが悪いため、母の負担になる。 乳首が切れる・乳腺炎 おっぱいが張って痛みを感じることや高熱が出る等、母の負担になる。 飲んでいる量がわからない わからないことが母の不安にもなり、母乳が足りない場合は赤ちゃんの体重減少につながってしまう。 人に子供を預けられない 哺乳瓶から飲んでくれない場合には他人が授乳することができず、子供を預けての外出が難しい。 |
ミルク | 飲んだ量がわかる 腹持ちがよく、授乳間隔があく 母乳に少ない栄養を摂取できる ビタミンDやビタミンK、DHA、鉄分など、摂取量が増える 人に子供を預けられる | お金がかかる 月齢を重ね飲む量が増えるほどミルク缶の減りが早くなり金銭面で負担となる。 調乳・消毒の手間 お湯をわかす、粉を計ってミルクを創る、冷ます、飲ます、洗う、消毒するという一連の作業が毎回発生する。 特に夜間、はやく泣き止ませたくても調乳に時間がかかってしまう。 お出かけの荷物が増える お湯を入れた水筒、粉ミルク、湯冷まし、哺乳瓶等毎回の荷物が多くなる。 |
混合 | 母乳とミルク両方の栄養が摂れる 人に子供を預けられる | 完母、完ミのデメリットすべて 授乳に時間がかかる |
産院では混合栄養からスタート
私のお世話になった産院では、
生後0日目
3時間おきにミルク10ml
生後1日目
母乳+泣くならミルクを10~20ml足す
生後2日目
母乳+泣くならミルクを20~30ml足す
生後3日目
母乳+ミルクの合計が30~40mlになるように
生後4日目
母乳+ミルクの合計が40~50mlになるように
退院後
生後7日までは1回の授乳合計が1日に10mlずつ増えるように、そして生後2週間までは1回80mlになるようにしましょう
という方針で指導を受けました。
なので気づいたら混合で走り出していたのでした。
産院では生後3日目からスケールで母乳を飲む前後の体重測定をし、足りない分のミルクを足していました。
心配性な私は退院後も母乳が出るかどうか不安だったため、2か月間、スケールをレンタルしました。
もともと知人からスケールをお勧めされていたこともあり、迷うことなくタニタさんにしました。
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スケールがあるメリットは、なんといっても安心を得られることです。
母乳が出ているのかどうか、どれだけミルクを足せばいいのかが数字に表れるからです。
一方で、デメリットは
・数字を気にしすぎてしまう
・毎回の授乳前後で毎回測定する手間が発生する
ですね。
そして、これは混合のデメリットにもなりますが1回の授乳に時間がかかります。
母乳は左右10分程度ずつ、体勢を変えながら飲ませます。
(そのほうが母乳が出るようになる)
そのあと体重測定をし、足りない分はミルクを足します。
母乳も人によっては長く吸わせる場合もありますが
母乳だけ、ミルクだけのときより授乳時間が長くなります。
生後1ヶ月 完ミへの切り替えを始める
混合育児を続けていく中で
母乳→ミルク→げっぷ→寝かしつけ
やっと寝れると思ってもベッドに置くとすぐ起きて泣いてしまう
の繰り返しで睡眠不足な日々でした。
ミルクは消化に悪いので3時間空けなければならない、と言われています。
泣き止まないときに、お腹すいたのかな?と思っても
3時間は空けなきゃ!という気持でずっとあやすのがとても大変でした。
そんなころに1ヶ月健診で助産師さんに相談する機会がありました。
すると
「ママの楽な方法でいいんだよ」
と言っていただいたのです。
その言葉を受けて
完ミへの移行を決断しました。
母乳は急にやめると胸が張り、乳腺炎になってしまうので、ミルクと母乳を交互に与えるなどして少しずつ母乳を与える量を減らしていきました。
やっぱり母乳をあげたくなる
母乳を与える回数が減ると、
おのずと分泌量も減ってきます。
そこで、本当に良かったのかな、なんて気持ちになってきました。
母が自宅に遊びに来た時にも
「ミルクにするの?せっかく母乳も出てるのにもったいない」
という言葉を言われ、やっぱり母乳のほうがいいの?と心が揺らいできてしまうのです。
それに
・泣いたときに母乳をすぐあげられない
・夜間も泣く子供を待たせてお湯沸かしてミルク作り
・絶対に3時間空けなければいけない
なんて考えたら、
”あれ?完ミって大変じゃない?”
頻回授乳にチャレンジ
やっぱり母乳をあげたい!となったときには
すでに母乳の分泌が減ってきてしまっていたのです。
具体的に母乳量は
もともと1回に40~70ml
↓
切り替え後1回に10~25ml
くらいの分泌となっていました。
ここからほぼ完母にする勢いで
母乳を増やすにはどうすればいいの?
と調べたときに頻回授乳とありました。
とにかく泣いたら飲ます
というやり方で、1日に12回授乳する人も。
ここで私はミルクをぱたりとやめて
とにかくおっぱいを吸ってもらおう、と試みたのです。
ですが全然母乳は出ず、娘の体重がぐんと落ちてしまったのです。
振り返れば、ある程度はミルクを足さなければいけなかったと反省しています。
ミルク多めの混合へ
母乳の分泌を増やすにはどうしたらいいのか
そもそも完母・完ミ・混合のどれにしたらいいのか
頭の中でぐるぐるしていることを相談するために
産院の母乳外来を予約しました。
助産師さんも親身に寄り添ってくださり
基本ミルクで、泣いたらおっぱいを吸わせる
という方向性で決まりました。
私の中で大変だと感じていた3つ
・泣いたときに母乳をすぐあげられない
・夜間も泣く子供を待たせてお湯沸かしてミルク作り
・絶対に3時間空けなければいけない
というところに対してもアドバイスを貰いました。
「母乳が出なくても、泣いたらおしゃぶりがわりにおっぱいを吸わせたらいい」
「魔法瓶にお湯、消毒した哺乳瓶に湯冷ましを入れておくだけでも少し楽になるよ」
「3時間空かないことがあってもいい、大人だって朝ごはん食べてすぐにお腹すくこともあるでしょ?」
そんな言葉を受けて気持ちが楽になり、帰宅。
ところが気持ちが楽になると不思議と母乳も出始めたんです。
量は多くは無いのですが、どうせなら完全ミルク!と
こだわらず細々と母乳もあげ続けることにしたのです。
今は完ミ前提で飲んでほしいミルクの量を調乳したうえで
ミルク前に飲んでくれる分だけ母乳を与えています。
おわりに
そんなこんなで我が家はミルク多めの母乳
でおまめちゃんを育てていいるのでした。
それぞれにメリット・デメリットがありますが
”ママの気持ちが楽になるやり方”
で育てることが何よりです。
自分の納得するやり方を見つけるのに時間がかかりましたが
このやり方が今の私に合っていると感じています。
ちなみに下記おまめちゃんの成長記録です。
生後2か月半ごろから、満腹中枢が発達してきました。
満腹時には舌で哺乳瓶を押し出したり
手で押し返してきたりと
「もういらない」ができるようになりました。
また3か月に入る前からミルクを嫌がって飲まないこともありました。
そんなときは哺乳瓶の乳首(ニップル)を変えてみたり
温めてみたら飲んでくれました。
今はそれでしのいでいますが
急に母乳・ミルクのどちらかしか飲んでくれなくなる子もいるようです。
そうなってしまったら、続報としてまた記事にしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おまめちゃんママ